ほりさんのメモ帳(別館)

GnuCashで家計簿を付けるためのノウハウをメモする場所だったのですが、更新停止中(再開の予定なし)

給与処理に必要な勘定科目を作ろう

まずは給与処理に必要な勘定科目を作ってみましょう。
前回、現金の勘定科目を作ったと思いますが、今回は以下の勘定科目を作ります。

  • 収入
  • 収入:給与
  • 支出
  • 支出:公租公課
  • 支出:公租公課:社会保険料
  • 支出:公租公課:住民税
  • 支出:公租公課:所得税
  • 資産
  • 資産:預貯金
  • 資産:預貯金:普通預金

":"で区切られている科目は階層構造になっています。
例えば、「収入:給与」は「収入」勘定科目の下位に「給与」という勘定科目を作ることになります。

ちなみに、「公租公課」を社会保険料・住民税・所得税と分けていますが、分けるのが面倒でしたら一つにまとめてしまっても特に問題はないと思います。
ただし、細かく分けた勘定科目を一つにまとめるのは簡単ですが、一つにまとまった勘定科目をあとで分割するのは少し面倒です(過去の取引をどの勘定科目に割り振るかを考えなくてはいけない)。

では手始めに最上位の勘定科目となる「収入」・「支出」・「資産」の勘定科目を作りましょう。

前回と同じように「ファイル」→「新規作成」→「勘定科目を新規作成」を選んで下さい。

  • 勘定科目名は「収入」
  • 勘定科目コードと説明は空欄でOKです。
  • 証券/通貨・備考欄もデフォルトのままでOKです。
  • 勘定科目のタイプは「収益」を選んで下さい。
  • 親勘定科目は「新規基本勘定科目」を選んで下さい。

※勘定科目のタイプに「収益」がでなかった場合は先に親勘定科目を「新規基本勘定科目」にすると「収益」が選択できるようになります。

同様に「支出」・「資産」も作りますが、それぞれ勘定科目のタイプが違うので注意して下さい。
「支出」の勘定科目タイプ→「費用」
「資産」の勘定科目タイプ→「資産」

と3つの勘定科目を新しく作ったところで今回は終わりにします。
続きはまた近いうちに。